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創作をするときに必要とされるものの一つが「刺激」である。「よし、俺もやる
ぞ」と思わせてくれる存在。人だったり、記事だったり、音楽だったり、何気な
い友人の一言だったり、空を覆う葉の木漏れ日だったり。
ここでは、そういった「原動力となるもの」を紹介するページ。あなたの創作の
糧になれば幸いである。




「根気」こそ天才 天才とは生まれついてのもので自分の作るものなどたいしたものではない、とつい思わされてしまう時代ですが、「俺ってイケるぜ」と思えばその通りになるし、「俺って才能ないな」と思えばその「夢」は叶うもの。
「信じ続けるればかなうよ」と言われるとウソくさいが、「根気こそ天才」と言われれば、多少現実味があるように思えるのよね〜。



「上手」だといわれたくない 自分が作ったものを誰かが見てくれる。こんな嬉しいことはない。誰かが人生の貴重な時間を僕のために割いてくれているのだ。そう思うといいかげんなものはできない。 見せた相手を喜ばせたいと思っている限りいいアーツができる、と僕は信じる。




純粋な心を蝕む経験はきっときっと君をもっともっと
純粋にするだろう

何をやるにしても「俺がやったる!」という意志がなくては進めない。誰にも強い意志 があるものだが、たいていは周囲に叩かれ奪われていく。自分をきちんと見つめられれば、あとは取り返す計画をたてるだけだ。ハイエナ日本。ジャマなモノが多すぎる。



天才なんかじゃない
はたから見てスゴイ、と言われる人は、陰で想像もできないほどの苦労を重ねている。華やかな一部分だけを見て判断しているうちは、その人の足元にも及ぶことはないだろう。天才達の苦悩、工夫、苦労が見えてきて初めて、彼らを抜くスタート地点に立つことができるのだ。




遠い未来考え音楽の基礎研究
なんてこともなくて、特に面白くもないのだけれどなんか引っかかる・・・という経験は誰もがあるだろう。最初聴いたときに「たいして面白くないなあ」と思ってたLPがバイブルと化すことも珍しくない。その時だけの楽しみは一瞬で消え去る。
未来の自分のために、今興味がない物も大切にしよう。




一生感動、一生青春
ロックバンドにしろ、映像作家にしろ、ゲーム作家にしろ、海外は経験を積んだキャリアが素晴らしいものを作り続けている。日本は若さだけを武器にしている。そんなん野獣じゃん。人間であることと関係ないじゃないか。何かを成し遂げる、それは人を幸せにしたいという気持ちなんだなあ。




永沢さんの理論
目指す何かに少しでも近づくためには、人と違うアプローチをする必要がある。他人と違う脳細胞をつくっておけば、同じ物をみても違う解釈ができ、違うものを想像できるようになるのだ。もちろんツライ道ではあるのだが。




水泳と悩みと思い込み
クリエイティブを口にする人は多けれど、その本当の意味を分かっている人は少ない。これまでにないものを探究し、それを理解できない人に広めることができるか。だがしかし、本当の敵は自分。自分のクリエイティブにこだわること自体もまた、自分を檻に閉じ込める第一歩なのだ。




私のささやかな想いがあなたの力になったなら
仕事王国ニッポンの中、自分のやったささやかな事がこの広い世界のどこかの誰かの励ましになってくれたらうれしいと思ってゲームを作ったり音楽をやったりできるのなら、この国はなんと幸せな国になることだろう!まさか同志がいるとは思わなかった。




繰り返して、見えてくる
一つ一つの意味、追い求めることが何かを確実に形にする。しかし、「木を切る文化」をもつ日本ではそういった作り方はあこがれは受けるが、大変な生き方ではあるのだ。木を育てるクリエイティブの生存そのものも育てていく必要がある。まずは足元を!





自分OSの再インストール
どうも発想が偏っていると感じたときは、そのときこそ新しい価値観をインストールすべき時。自分のクセを自分では治せないが、自分のクセが強制的に直されるであろう場所に自らを投じることはできるはず。ネットを捨て街に出よう、てなところ。横着していては欲しいものは手に入らない。




祭りであること
みんなが集まってワイワイやって「そうくるか?じゃあこうだ!」みたいな。仕事も遊びもみんな「祭り」であったなら多分いろいろ考えなくて済むような気がするのは気のせいか。自然と体が動くような気持ちが動くような、そんなカタチが理想。




やる気は金で変えない
やる気こそすべてのパワーの源である。やる気のないときにいくらお金を積んでも生み出すことはできない。よって私は、やる気を出すための努力を常に怠らないし、人の「やる気」というものを非常に重んじる。逆に人間のやる気を殺ぐもの、これは絶対悪であり、絶対に許さないし叩き潰すことにしている。





悪いことをしていないなら、強くなりなさい
この世の中に存在するすべての障害は、自分を強くするために存在するものだ。つまり、ちょっとうまくいかないからといって、周りがジャマをするからといって自分の信じているものを手放してしまうのはもったいない。安易に「理由」を求めず、続けていればおのずと道が開けてくるものだ。




説明しないように説明する
なるほど!とストレートに相手に伝わる表現をしたいもの。でも表現にこだわること自体が、表現自体を遠ざけてしまうこともこれまたよくあること。表現が自然な自分とはどんな状態なのだろう。それを知ることが表現の第一歩とも言える。




問題はあってあたりまえ
怖いからといって目をつぶったら、なにが起こっても対応することは難しい。フラットな目ですべてを見ることで状況がどうであれ正しい道を見出せるし、進み続けることができる。
非情なまでにフラットに見つめること・・・、それがクリエイティブのみならず、生きる、ということすべてに必要な要素であるのだ。




本当に相手に伝えたいのか
人間である以上、集団の一員であるから、他人との係わり合いを避けては通れない。しかし、その場の空気をよくするためだけに意見を引っこめた結果、後々予期した問題が発生するのは誰もが味わったことのあることだろう。最終的に届けたい相手の顔を浮かべて主張する熱意が今求められている。




悪いことに注意を払わない
創作とは日々の積み重ねだ。日々触れるもののうち、悪いもの下劣なものを避け注意を向けないことが大事である。もっとも恐れるべきは、悪いもの下劣なものに慣れてしまうことなのだ。それらを忌み嫌う精神があるからこそ、作品の中に残存するそれらを排除し、より良い作品に鍛えることができる。もちろんそれらが自分の創作活動の障害になるようなら徹底的に対決し撲滅する必要がある。




素人であれ
創作とは積み上げと磨き上げ。毎日の工夫と努力の積み重ねが素晴らしい作品を可能にする。しかしその作品を届ける相手は素人。世の中のすべての素人に、作品の意義を説明して回れない以上、素人のふとした意見を聞ける寛容さこそが創作者でいられる条件なのだ。もちろん、ほっといても人が寄ってくる天才ならそんな視点などいらないが。




大きい小さいは関係ない
創作とは自分のすべてをさらけ出す過程だ。ほどほどに出しているならほどほどにしか伝わらない。あれこれ悩んでないでとにかく実行する。すべてを注ぎ込む。創作にはそれしかない。しゃべっているヒマがあったら手を動かそう。動かなくても動かそう。




物事はシンプル
いろいろややこしくなっても会って話せばたいしたことはないし、うだうだ対策を練るよりパッと動いた方が物事は驚くほど進んでいく。さまざまなしがらみや条件は、自分が面倒にしているだけなのだ。




やりたいことと伝わるやりかた
ただ自分のやりたいことを作るだけでは表現にはならない。相手に自分が伝えたかった感覚、が正しく伝わってはじめて表現なのだ。自分(たち)がやりたいことを曲げずに、でも伝えるための方法を模索しつづける。しかし模索している間にも伝えたい相手は変化していく。
ただただ相手に伝わることを願いながら模索し走る、それが表現のすがた、だ。




少数派こそ正義
事実と理論を積み重ねた結論は往々にして他人に理解されない。その理解されなさがそのオリジナリティを計る尺度になるのだが、達成するまでの難易度の高さも示している。自分の結論を信じる力がその山を登りつづける力になるのだ。




泣くやつには勝てない
苦境に立ったとき、こうやって乗り越えた、みたいなハウトゥー本は多い。しかし苦難を乗り越えたのは「方法」ではなく「なんとしてでも成し遂げたい」という気迫、これが抜け道を見つけ事態を変え周囲を説得している。方法など結果論にしか過ぎないのだ。
つまりモノづくりは、このなんとしてでも実現したい、という気持ちをいかに高めるか、にかかっていると言える。




考えちゃダメだ
誰もが自分の意志で選択し生きていると思っているが、実は周囲の人や環境の影響を多大に受けて軌道修正どころか方向も意志も変わっていたりする。影響をコントロールできない以上、できることは飛び込む環境を選択することのみ。環境をナメてはいけない。




わからないままにするな
ある状況で何をしていいかわからないとき、人は往々にして、自分の持っている技を出してその場をしのごうとする。それは常々「手クセ」とか「常套手段」とか呼ばれるものだが、その結果、周囲で最善を尽くしている人たちの努力を台無しにする。わからないときほど、耳をすまし目をこらして、何をすべきか見極めトライする姿勢こそが、共同創作を形にたらしめ、かつ、自分の創作を豊かにしていく修行そのものなのだ。





わからないままにする
なんとなく気になるものや、ぼんやりして言葉にできないもの。それらは長い時間をかけ、あなたの頭の中でニューロン同士がつながってあなたが理解できる状態にまで仕上がっていく。それが「構想」と呼ばれるものの正体だ。
子育てと同じで脳に任せておけばいい。彼のやりたいようにさせておけば、小ざかしいアナタが瞬時に思い浮かべる「正しい答え」をはるかに凌駕する、素晴らしい答えを見せてくれるだろう。





うけたものを返す
人とは不思議なもので、小さい頃音楽から教わった何かや夢中になってみた番組から学んだことを、 なぜか同じように人に伝えようする。これは意志を超えた本能のようなものなのか自然に行われる。
世代を超え、受け継がれてきた何かしらの感覚を作品に込められて初めて、作品は命を持つような気がする。作品とは人類、進歩の歴史そのものなのだ。





逃げていただけだ
昨今クリエイティブな番組や本は多い。そういった本は参考になるが、それらを読んでいるだけであたかも自分がクリエイティブになったかのように錯覚してしまう。そしていつのまにか、クリエイティブ書籍や番組をただ消費するだけの毎日になってしまうのだ。はたして作品をきちんと作っているかどうか?ときどき自分の毎日を見直すこともクリエイティブの大事な過程の一つだ。






完成させるだけではしょうがない
かつての落語や演奏家たちがそうだったように、すぐれた芸に応えるお客の反応が彼らをさらに高みに鍛え上げていた。そういったお客が減った昨今、自らの芸や技術を磨いているだけでは先行きはない。それを覚悟した上でのしたたかさ、が求められるのだ。





独創という孤独
最先端であればあるほど、斬新な仕事であればあるほど、お手本もうまくいくノウハウもまったくなく、例え倒れても倒れていることすら瀕死であることすら他人にはわからない。吹雪はますます激しくなっていく。体の状態を見極め、口にいれるものも見るものも聞くものも、次の瞬間死なないための大事な選択として気を抜かず、そして一歩ずつ着実に進んでいく。そんなモノ作りの日々。






願いと努力と経年の歪み
仕事とは求められて応じるものだ。だからたくさんの条件と制約がある。相手は素人だからこなすこともできるだろうが、長年培ってきた良心に基づいて、すこしでもよい仕事をするのが、職業精神だ。しかしそうした日常と応戦に年月を重ねていくうちに、乗りなれた自転車が気付いたら重くなっていたように、高い志がかすんでいたりする。ときどきまるまるオーバーホール、大掃除をして初心を再確認することがすごく大事だ!





作ったときがベスト
作品が出来るときは、何も自分一人の根性と意志だけでそれが出来るわけではない。創作を可能とする道具が時代の技術によって供給され、作品をつくる気運を社会から受け、作り甲斐のある受け手がいることが実感でき、そして自己の直感が色褪せる前に一緒に作る仲間やスタッフの気持ちや動機が一致して一気に形に出来たか・・・。そうしてみると、作品が完成するのは、あらゆるタイミングが一致した、奇跡みたいなものだとわかるだろう。出来そうなとき、その瞬間を逃してはいけないのだ。




無邪気さを誰に守ってもらうのか
傑作が生まれるときはほぼ例外なく、本人がなんの気負いもなくあっさりと出来てしまうことが多い。非常に悩んで苦しんだものほど評価されないものだ。つまり、本人が何物にも阻害されることなく自由に動けることが大事なのだ。しかし本人は自由でも、社会的環境的に阻害されることも多い。アイドルのようにその純真さを守ってもらえないなら、才能が評価される日まで自分で自己の屈託なさを守る仕組みを作っておけるか?が死活問題となる。




モノを作らせる街
優れたものを作るために作品も考え方も磨いていくと自分が何人も居ればなと思いたくなってくる。しかし、ふと人の作品を見て、そんなすべてが吹き飛んで、むくむくと俺も作ろう!と活力が湧いてくるときは間違いなくある。世界のどこかで、自分を刺激してくれる作品を誰かが必ず作っているのだ。停滞したときは、そんな場所を求めて移動するのだ!











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このページはあまり知られていない記事や人の言葉からクリエイティブの真髄をわたくしTPM.COが読み取った過程を説明するために原本が必要なため引用をしています。各記事を作成したライターさん、写真家さん、エディターさんの苦労をないがしろにする意図はありません。なお、上記のコメントはわたくしTPM.COによるものです。

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