DISK UNION配布のフリーペーパーより抜粋 我々の放つ楽曲の数々が たとえ何となくであったとしても 君にとって「良い曲」であれば 我々が作品を発表する意義は完全に達成される と僕は思っています。 いや本気ですって。 そして我々は今日も見苦しいまでに全開なのであります。 しかし又、その見苦しいまでに全開の楽曲の数々が 今日、君を魅了しないとも限らんぞ。犬も歩けば棒にあたる。 来れ若人!そして御同輩!問答無用!切り捨て御免! 音楽に対する分析批評なんぞはツマンナイからお止めなさい。 感受性は百人百様。少数派上等。右向け右、糞食らえ。 「笑いたいとき、笑う。」これ当たり前。 「笑いたくないときも、笑う」これ大間違い。 正解は「笑えない時は笑わんでよろしい」 (嗚呼、その勇気を何時も持ち得ん事を!) さあ!そしてそんな時、そんな笑えない一瞬にこそ僕らには歌が 必要になってくるんだと!とは思わないかね? 自分自身の魂は自分自身で泥の中より掴み出す以外無いのだと 思い知らされる、そんな自己と虚無との戦いの中で、 僕らの歌が君のそばにピッタリと影法師のように寄り添うことが出来たなら! このアルバムが君にとっての「小さな友人」とならん事を。 イースタンユースの歌とエレキギター担当 吉野 寿 |