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日頃の行動をメモ。消しゴムで消して作品へと昇華する前の、日々の下書き。
This is my dairy memo. These will be a work after brush up process. .




    2016.JULY

7/8-10 BitSummit 4th

ビットサミット4th参加。毎年行く宿も食堂もすっかりなんか顔なじみになってる(笑)

今年はsteamの登録を開始したこともありタロティカ一本に絞った。タロティカ3台と、あとは行きの新幹線でひらめいて製作中の「fellowship MATRIX」の展示。やはり新作が動いていることはやはり見せたい!



今回のブースセッティング。椅子を1つ追加してもらい3台。
正面のタロティカ巨大mapは、持っていった譜面台の上に固定するという荒業が成功(笑


今回はタロティカ1本に絞ったのにも関わらず 長くプレイする人が多くありがたい限り。

実はここ数年出展していて、どういう点がわからずにプレイを中断するか?をだいたい把握していて、それをふさぐように冒頭部分を調整している上に、私自身説明と補助が上手くなったというのもある




3台遊べるのにも関わらずなかなか空かない状態で申し訳ない限り。時間を区切ればいいのだがあまりそうはしたくはない。そういう効率主義とビジネス第一主義からは距離をおきたいのがいちおう最低限の矜持かな。やはりある程度の時間プレイしてもらってわかってくるゲームであるし、世の中がどんどん短いスパンで動いている今、じっくり遊ぶ体験を奨励したい。



今回も解いてしまった方が二人ほど。私がすべて解くのを許しているのは、やはり食べたいときに食べるのが一番おいしいわけで、そういう体験で人生が変わることもあるだろうからだ。
同時にこのネット全盛の世の中で、情報を与えられず自分だけで迷って悩める唯一の場かもしれない。



もちろん、行き詰まってもヒントは教えても解き方は絶対に教えない(笑)やはり苦労して自分で発見したときの喜びと手ごたえと得られる自信は、その人の人生に大きく寄与するからで、それこそが私がゲームを通して伝えたいことだ。努力と工夫により問題はかならず突破できると。何よりこのゲームがそうして作られた。


7/13 人工知能とクリエイティビティ

クローズアップ現代+で人工知能に芸術が作れるか?番組


レンブラントなどの作風をAIが生成し、それを人に見せても区別がつかないほどになっている事例から、人口知能が芸術の分野に入れるか?つまり人間の領域に入ってくるのか?を検証していた。ただ現状は真似る対象のデータをたくさん取り込んで学習させ生成しているだけに過ぎず、つまり猫の写真を検索して抽出しているのと大差がない。何を描くか?についても、本人が何が欲しくて何が要らないのか、を長年かけて構築してくるものがセンスだったり作風だったりに至るだけだ。そのベースとなるのは、生まれ育った環境に何があり周りの人が何が好きでどういったものを普通に目にしていたか、である。そういったものが一切ない状態で真似をしても、似ているだけであり、そもそもその真似をしている対象の作風自体をゼロから作れない。作るためには、AI自体を著名な作家なり画家なりの環境で生活させ、彼らの環境もすべて取り込んでいけば可能性はなくはない。だが、同時に、何が欲しくて何が欲しくないか、といった価値観自体も彼らから取り込んでいかなければならず、それは言語を理解できていないと可能にはならない。となると、AIが芸術ができるか?という問いは、AIが人間として育てることができるのか?ということと同義であることがわかる。

このページでは私の成果、発見のみ記述しております。