1/1 複数タンス移動試作 + 年賀作成 ペン入れ |
おおみそかから作業、朝方に動作するものが出来る。
使い方 解凍したら、2DDディスクにコピーして、リセットして立ち上げてください。
数字キー(1〜8)で動かす対象を切り替え、カーソルキーで該当するタンスを動かします。ナナメ可。
usage: copy all programs to 2DD disk and reset MSX.
You can move a dressor. Also you can change target dressor by pushing number key. They moves as if they were a blocks in TETRIS.
タンスは、プログラム中の DATA 文(9730〜9739行) 中のキャラを編集しなおせば、どんな形状でも動かすことができます。タンス1〜8は、文字"ネ"〜"マ"に割り当てています。
いじると判るかと思いますが、アタリ判定があるので、ごしょごしょ動かしているとテトリスをしているような気分になり、あちこちハメたりするのがこれまた面白い。こういう「組んでみて発見する面白さ」を拾うのもゲーム制作の醍醐味なので「やってみなければわからない」くらいの仕様で組んでみる方がよい。つまり、すでに誰かが実現しているアイディアでない方がプログラムは面白いのだ。だって人が実現したの組んだって出来てゼロなんだからつまらんわけで。
複数の移動が可能になったので、ようやく人が押すルーチンとマージできる状態になった!あとはタンスの中心をどこにするか?とかを作っていくのだ。現状だとバラバラに位置していても押せたりできちゃう(笑)この構造的パラドックスはカッチンパズルの面でもあったな。
仮眠して昼ごろ復帰。
例年の例に漏れず、多忙により今年も年が明けてから年賀を書くハメになったが、来年からはそういうのはナシの予定。
このところ年賀を書くときはその年のテーマを考えている。去年は、イラストどおり、準備で終始した年になったが、今年は Finish Up、Next By Next。年末の教訓もあり、すべての計画を確実に仕上げて終わらせる、と決まっている。
そのイメージと、鳥年というモチーフを使って思案。
ペン入れまで終わったので、正月早々印刷のため事務所に出る。今年は実現のためには手段を選ばん(笑)
インクジェットでの印刷仕上がりはのぺっとしてキライなので、毎年水彩で何色も塗っている。あまりに大変なので、その過程を今回は紹介。
乗組員の、頭の鳥の帽子を深緑色に塗る。
90枚終わった
鳥機体ボディーを柔らかい桃色で彩色。ホントは白にしたい(白鳥だから)
90枚彩色した。
荷物をオレンジ色に。
90枚終わった
乗組員の作業着を黄緑色に
細かいと時間がかかる。
90枚彩色した
荷物の影を薄い黒色に
90枚終わった・・・
この段階で5色重ねたが、まだぜんぜん色の深さが足りない!が、もう時間切れ。宛名と添え書きへ移る。かなりヘロヘロだが、終わらせるのが今年のテーマなのでもう一頑張り。
仕事関連の年賀の別途作成。遅れているので、お詫びも込め、その分3色ほど追加で彩色する。やはり、水彩は重ね塗りしないと際立たないなあ、と痛感・・・。
私をよく知っている人はともかく、知らない人がホームページなどを見るとそうとうヤバい人に見えるようで、そういう意味でプライベートリンクを削った特別版年賀。
手塚治虫氏が「人は見かけで判断するんだもんなあ」と語らせていたけど、でも、やっぱ見た目で判断してしまうのが人間、悪気があるなしの問題でもないからしょうがない。でも語れば分かり合える自信はあるから、一時はホームページ自体を中止しようかと真剣に悩んだりしたこともあった。対面フィルタって実はそうとう大事な機能なのよね。
昨年結婚した弟の子供が生まれたので、合間を縫って視察に!
あれだけ冷徹な企画で信頼も厚い弟が、完全なる親バカ(笑)最新のデジタルムービーを買い、通りがかる人にも「かわいいでしょ?ぜひ見ていってください」と言うくらい。たしかにかわいいけどさ(笑)
とはいえ、創作一本槍の私も、同じ立場になったらわからない。
曽田正人氏の漫画「昴」でも描かれていたが、人間の創作本能は、生殖本能をも凌駕する。昨年ヘボリ氏と対談して出た結論の一つに似たものがあった。
「生殖本能とは、自己情報の伝達欲求である。自己情報とは遺伝子のみならず、本人の成果物も情報と見なせるから、作品や主張を後世に残せることが実感できるならば、そのために死も厭わない」
つまり、私の最も恐れるのは、もし私に子供が生まれたとき、私の創作意欲が子供を育てることに昇華していってしまい、一切の創作ができなくなるのではないか、ということ。そういう意味で、教員免許を持ちつつも教師にはならないのは、そのあたりの恐れがある。教育も自己情報の伝達だ。
・・・とかなんとか、あれこれ思案していたが、病院についたら、もお〜かわいい!やれやれ(笑)。
山崎氏から次回の巛(セン)のライブのテーマについてTEL。今回は一瞬一瞬で完結するように断絶したい、と山崎氏。流れに寄りかかることなく、でも全体で流れがあるようなイメージらしい。一言でいえる「これだ!」というキーワードが見えないのでライブまでに決めよう、と話す。
コードSRCの作成の続き。
タンスを押す場合どこが中央なのか!ということを決めなくてはいけないが、なにせタンスの形状が直方体とは限らない(なにそれ!)なので、同じアスキーコードのタンスキャラをすべて構成物とみなし、それらの座標を平均した座標を中央とみなすことにした。
各座標は、前回のタンス移動ルーチンのときに走査するのでそのときに収集すれば無駄がない。
画面の緑のブロックが「みなし中央位置」、画面下のDRCTが押す方向。
人は通常タンスを見つけたらタンスの周囲を歩きまわる。人(青)から見てタンスの内側方向にタンスがあり、かつ延長線上に中央があれば押す、とすることにした。歩く方向に対して90度左か右か、ということを切り替えるようにした。
テストルーチンなので、状態変数を表示して変化を監視し、かつ、人の進行方向と、内側方向の検査位置に、ピンクと薄ピンクのブロックを表示し、はたしてただしく動いているかチェックしている。
なんか芳しくないが、なんとか動いたので終わらせ、事務所へ向かう。今日は泊り込みで作業になりそう。
泊まり作業の後、帰宅し続きを。今年はさくさくとね!
押す方向が決まっているなら、押したい方向にタンスキャラがあり、かつ、押す延長線上に「みなし中央」があればいい、ということに気づく。なんでこんな当たり前のことに気づかずに今まで生きてきたか!
というわけであっさりと。アルゴリズムも簡単になる。また、これまで簡易版だった、タンスにたどり着くまでのルーチンも修正。
ベースののぐちゃんも都合つかない、ということで、なんとドラム一人で野外ライブをやるハメに。
ただ即興をやっただけではもちろん理解されないだろうから、構成にアイディアを入れることにした。
まず8拍子叩いて、続いて7拍子、6拍子、とやって5、4、3、2、最後に1拍子やって終わらす、という流れにしたら、対バンの女性シンガーさんに面白かった、と言われ、関西からの、つんく系のめちゃ踊りのウマい方に「いや〜勉強になりましたわー」といわれたりして、まずまずの反応。一人(それもドラムで)でもなんとかなるということが判って大収穫の日となる!ギターとかは路上で一人で出来るけど、ドラム一人で、しかもポピュラリティーを出す確証ってなかったからいい経験になった。
仕事後の夜、以前よく遊びに行っていたゲーム開発会社に近況報告も兼ね顔を出す。なんかモバイル系で人手が足りんのだそうだ。特にゲームがわかってるプログラマが少ない、とのことで、どこも同じだなあ(笑)
ひさびさなんで、引越し前のスタジオの話しとかあれこれ話す。いわゆるナムコ基盤時代からの人とか多いのだが、反骨精神まんま、マイペースでなんかうれしくなる!話しは尽きずいろんな話しをしたり。ここでも入社を誘われる。気持ちは嬉しいのだが、ううむ。
新人さんとかにも紹介されたりしたのだが、彼らの手がけ始めのゲームとか触って、あれこれ問題点を言ったら、それはそれで嬉しいらしい(笑)そんなんでいいならいくらでも言ったるけど。オレは誉めんぞ!(笑)でも、しかし、頼もしいなあ!
打ち合わせ前に、まったく別の仕事の仕様の相談を受ける。聞いてみたら30分ほどであっさり解決した模様。こういうのって話しを聞いてもらえたり質問を受けたり、ちょっと指摘されただけで解けるように解決するものだが、詰まるとずっとハマる性質を持つ。こういうことってよく聞く話なのだが、これを解消するのが私の仕事でもあるし、FishWaterの語源でもあるのよね。
製品版がクライアントの業績悪化でsuspend、一方で投資が入った関係で研究を続けることになり、そのあたりの話。研究は制作とは別のフローを持っているので、研究所は会社とは別の場所がいい等を話す。法律とか社会のシステム全般と同じく、かかわる人たちの悪気あるなしではなく、構造として区別すべきことがある。
実際、それがノウハウであり泥沼に陥らない知恵でもあるので、そういった話なども。環境って気にしてない人が多いが、環境で成果物は確実に左右されるので重要なポイント。場所を変えて飲みなおせば話題が出るのと同じようなもの。
海外出張が多く、そのマイルの利用期限が昨年末だったのでとりあえずかねてから行こうと思っていた北海道にしていたがその期限は2月末。
来週からイタリアだが、帰国すると2月末、それからすぐ旭川に行く気にならんな〜と思い、忙しいのだが、先に行ってしまうことにした。当初はせっかく行くんだから泊まり!とかカニ!とか海の幸!とかあれこれ考えていたのだが、思い切って日帰りに(笑)
この発想は我ながらちょっとスゴイ。キツイかどうかは別にして発想がイイ!と一人で面白がる。動物園見に北海道へ日帰り。アホだ(笑)
写真は早朝の馬場駅。
JALの朝イチのフライトで北海道へ飛ぶ。写真は機内のマドと、隣りの人のアゴ。→
旭川に着くとすんごい雪。
とはいえさすが雪国で、建物の中とかバスの中はボンボンに暑い。
フライトは2時間掛からなかったが、空港から動物園までがかな〜りかかり、到着したのは11時半すぎ。ちなみに、閉園は2時、なんという贅沢なフライトだ...無駄とも言う(笑)。
旭山動物園着。
ペンギンを園内ペコペコ歩かせたり、えさをやる(もぐもぐタイム)などがあり、なかなか面白い。あざらし館やペンギン館では、マジックミラーごしに水中での様子が見られてかなり面白く、いい映像が撮れた。
ぺんぎんが水中をジェット機のように泳ぐ 50K | 100K (要 windows media player)
オスあざらしがメスあざらしにちょっかいを出してウザがられるが諦めない様子 50K | 100K (要 windows media player)
あっというまの数時間(笑)が過ぎ、閉園! 早いよ〜。
早く終わったし、イタリア行きの準備もあるので、さっさと帰ることにする。一つ早いフライトに乗ろうと思いつく!これはスゴイ!日帰りなのに、さらに早く帰るんかい!さらにスゴい!(笑)
だがしかし、大量のキャンセル待ちに負け、ゲート前で仕事をしつつ(タダでは転ばん!)待つハメに。ちくしょー。バカバカ!
イタリアへ飛ぶ。
昨年計画していたとおり、映像編集の技術修得のための旅行である。
何事も修得は環境によって決定するので、一人でチョコチョコやるよりも飛び込んだ方がはるかに早い。ならば、映像編集のプロの現場だ!ならば、知り合いの居るイタリア!となったわけである。
幸い、向こうの会社のボスもOKしてくれてる、とのこと、楽しみ。
フライトとは、めずらしく長時間拘束される貴重な機会であるので、普段進まないことが進む。なので私の場合は映画とか見ずに、企画を練ったり仕事の書類とかをせっせと読んだりする。面白いように進むのだ!エポケのときは寝ないでずっとプログラムしてたなあ!
また3月から研究系の仕事が立ち上がるので、それらの構想を暖めるクッションにもなるかな、という狙いもあった。畑の連作障害と同じで、同じ土でずっと育ててはいけないのだ。
で、今回もフライトはBAなわけだがその最大の理由は、機内食だ。いわゆるヨーロッパ系の、工業製品でない食事が出る。絶対おばちゃんたちがむいたり切ったり詰めたりしてんだろうなあ、という感じの食事がマジウマなので、今回もわざわざ指定してのフライト。
|