このところすっかり開発ループです。
最近発見したのですが、どうもデバッグに時間が掛かりすぎるので、紙面でアセンブラ組んで、それを打ち込んでデバッグしてみたらその方が激烈に速い、という事実にビックリなわけです。やり方はもう高校時代なんですが(笑)
考えてみれば、パソコンというのは非常に限られた入力デバイスで、ちょっとしたメモもコードも同じ大きさの文字で配置も規格ピッタリに表示されちゃう。逆であれば思考過程のメモの自由度が格段に上がりミスが減るのも当たり前といえば当たり前なんですが、要は隷属根性(「きゅうくつだけどしょうがないか、がまんがまん」的発想)を放置していたんだなあ、と(笑)
このところもうまもクエ時代から化石のようにそのままだったエディタをオブジェクト指向なインターフェイスに変更し、今回のマップをエディットしたり。タンス移動ルーチンがfixした関係で使用キャラの動向が見えてきたので、 8x8基軸でデザイン中。
夜中電車で帰宅して駅から歩いていたら、ひらめいたので、そのままジョナサンでカンヅメ作業へ、イラストを描く。
来年のテーマ。。。
外に対して開いた姿勢を持つこと、つまり open
そしてすべての事柄に共通する「閉じる」という普遍性、つまり、線が閉じることでリングとなり回転が始まるし、契約、締め切り、握手、next whileスコープ・・・すべてが閉じることで回り始めるわけで、そう、開いた心を持ち、次なる回転のために全てを閉じることをまっとうする close
そう、 OPEN - CLOSE なのだ。。
ちょっとずつ直してきたエディタが、ようやく固まる。
なかなか快適で悦に浸る(笑)
キャラエディタは、まず、16x16のフィールドでキャラを選択し、エディット画面に入るのだが、この選択はフォントデータの反転で実現している。
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終点の決定。カーソルを動かすと、選択範囲が広がっていく...
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反転というと簡単に思えるが、例えばEというキャラを反転するともちろん画面のすべてのEのキャラが反転してしまう(画面下、EDITのEが反転してしまっている)。でも16x16の中には同じ文字は一つしかないことを逆手にとって、この方法を成り立たせている。NAMEテーブル書き換えではなくFONT書き換えなのだ。選択が終わったら反転を戻せばいい。フロでひらめいた逆転の発想。
さらにこの方法だと、例えば選択中にカーソルを数字フォント上を移動させると、画面のタテの数字部分にもカーソルが走って視覚的面白いのだ。サルの芋洗い、とでもいいましょうか、ニュータイプの感応とでもいいましょうか。。。これもゲームになりそう!
快適に使わさせて頂いているさくらのサーバだが、最近pythonのバージョンが2.4になった。これで日本語処理も問題がなくなったが、画像処理のPILとか入れたいものがある。しかーし、telnetは使えない契約だし、アップグレードするとサーバ入れ替え。そりは困る。ううむ。
しかし、ふと気付いた。pyならUNIXレベルの操作なんて簡単じゃんか。
で、やってみた。cgiとしてpyを組み、ブラウザ経由で起動させるのだ。UNIX周りは間違いも怖いので、モジュールソースのURLを貼り付けたらあとは勝手にダウンロード後インストールしてくれて、importのときのパスまで調べてくれるようにした。
なんかこういうこともさくさくできるようになって自分でも不思議。
ふと、遠くは広島の小学校にて、百マス計算の陰山英男氏が「今、君たちの頭の中に、何、か、が、起こったのです」と生徒たちに語っていたのを思い出す。確かに何かが起こってる。
思えばここ数ヶ月、ベースに並んで、プログラムにおける百ます計算もずっと地道にやっていたからなあ!
今年冒頭に決めたとおり、今年は年内に年賀を出す予定!
すると、当然そのためにスケジュールを組む必要がある。しかーし、すべての最初となる絵がなかなか決まらなかった。
というのもただ絵を書くだけではなく、来年どんな1年にするのか、見えなければいけないわけで、それは自分で決めるのではなく、やはり「見える」ものなので、天使待ちをする必要があったのだ。
一旦決めた OPEN-CLOSEも、人に話したら「開いたり閉じたりって扉?」みたいなことを言われたし、何よりも、目標というよりメソッドレベルだったことに気付いてヤメていた。
目標は手段ではない。モチベーションを生む遠くの光なのだ。モチベーションがあってこその手段であることを忘れていた。
なので、投函予定の24日はとうにすぎたが、あせりつつも無理強いはせず、できそうな環境をそろえて待ったりしていた。
そして、ようやく今日!できそうな瞬間が訪れ、さくっと下書きしてペン入れできた。よかった。。。
嬉しさひとしお、とはまさにこの瞬間なんだなあ!と実感。
毎年恒例だが、水彩で一枚一枚塗っていく。スキャナで取り込んでのカラー印刷だとじわっとにじんだような濁りが出てしまうので、塗る以外にないのだ。頑張れ、テクノロジー!
絵がなかなか決まらないのは、このツラい作業があっても「全部塗りたい」と思えるほどの強さを持つ絵である必要があるからだ。いやはや。
12:42
1色目。まずカナメとなる犬のボディーを塗る。犬の、毛があるけどふかふかしてない、といって毛皮ほど冷たくない、あの質感が出るように塗る。
13:57
100枚終了。思ったよりかかる。
14:18
地球の青を模索。やはり日の出前の、あの冷たいキンと張った空気感を出したいし、上空から見たマイクロな町並みの感じも出したい。いろいろ試した結果、地球の、それも輪郭だけ塗るといい感じになるのがわかった。。
今年から、何色塗ったかわかるように、横にカウンタをつけている。色見本みたいなヤツね。
15:23
100枚終了。まだ1時間以上かかるなー
16:23
3色目は、運転席の犬小屋の屋根のキミドリ、100枚終了。
ちょうど1時間!だいぶアップしてきた。
16:46
4色目は、日の出が差しはじめていて、上空の犬ボディー下部からあたりかけている色。高度一万メートルだからこそ当たるので、地上はまだまだ街灯で夜、というイメージ。
17:42
100枚終了。1時間切ったー
ハラヘリヒルメシ。
19:01
遅い昼メシのあと、開始中。
5色目は、表参道系バックをルイヴィトンみたく茶色予定、そのハイライトとなる黄色。ついでに犬の鼻も黄色になんとなく。
いうまでもありませんが、バッグは犬の私物です。
19:04
100枚終了。。。いつまで続くんだ。。。
19:26
6色目は、バッグの影と、バッグのもう一つの色を兼ねたこげ茶。ストラップ部分が1mmどころか、0.5mmのところはさすがに塗るのがむずかしい。ちなみに横着しているので筆はずっとおんなじヤツだが意外になんとかなる。
20:37
100枚終了。。。それでも1時間ちょいでなんとかなった。
0:59
体力の限界で一旦終わらせたのだが、フロに入ったら、GREEの田中氏が著書で「疲れていても今日やれることは今日終わらせる」と言っていたことと思い出し、なんかやる気になってしまう。いいのか?
7色目は、犬ボディーのリアリティーアップ。ハナ先とか、額とか、翼、背中のベルトの間とかの質感を補強。
100枚終了。。。
完成!!
毎年なるべく少ない色でやりたいと思いつつバランスの結果塗らざるを得なくなるのだ。
今年は、色見本カウンタ(右下)をつけたので、7色と一発でわかる(笑)
6:55
ビジネス系の追加彩色、膨大な宛名書きと添え書きも終わる。。。寝れなかった。もうカンベンしてくれ(笑)
今年コミケ参加がないのに、30日前日に徹夜していることに気付く。これはコミケの呪いか何かか?(笑)
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