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レコーディングということで大人しくしてたら身動きできない非常につまらない演奏に。危機を目の前に何もできず憤っていた演奏後、浅野さんに「スタジオ録音じゃないんだからさ」と言われて目が覚める。
bit summitのため京都に前日入り。
着いて帰りの切符を買いにJR東海に行ったら丁度閉店だったが「心苦しいので」と手続きしてくれ、また宿に行ったら部屋が3Fになっていて、殺人的な荷物は持って上がれないので困っていたら1Fにしてくれたりと、京都の人たちはなにかと親切で涙が出る。これこそおもてなし。
宿では持ってきた資材でパッケージを作ったりの作業で朝まで。
7/11-7/12 BIT SUMMIT 2015 |
BIT SUMMIT 2015に出展
前回の、かつて私たちがゲームを投稿していた頃の空気で溢れていて感激したこのイベントも3回目。
私はその勢いで東京ゲームショウに出たりなどあれこれ出てかなり疲弊気味で、qgames伊藤さんが頑張って、海外のインディーレーベルと提携しての展示やsteamやxboxなど一線の代表のトークなどあれこれ盛りだくさんだったのだが自分ブース対応が手一杯でとても見て回れなかった(ざっと見て回るとわかりやすいゲームしか目に入らないので)。会場は前回の半分くらいの規模だったが、遊ぶ気まんまんに来場してくる人たちは昨年と変わらずとても盛況だった。
今回出展した MATRIX CODE は MSX-BASICのみで動いており、私ら投稿時代では「なんだBASICか」と言われかねないパッケージなのだが、遊ぶ若い子たちにはMSXだろうがBASICだろうが関係なく単なるシンプルなゲームとして映るようで、非常に有り難い時代だと思った(笑)これは今年とても顕著だった嬉しい変化。女性たちが「そっちじゃないこっち」とかワイワイと遊んでいたのが印象深かった。
ちょっと興味深かったのが、遊んだあと「これのどこが面白いのか?」と食ってかかられたケースが何件もあったことだった。つまらなかったらそのまま次にいけばいいわけで、それを食い下がるというのはなんだろうと思いつつ、説明をするのだが、遊んでつまらないと思っている人に面白さを説明する無意味さったらない(笑)あとで気づいたのは、サイトに載せた説明文に「ゲームとは見てくれではなく根幹の面白さである」と書いたことに反発されたのかなと思ったりも。
一方で、airshipQの中嶋さんには「このゲームが問いかけていることはスゴイ」と評価いただいたりで、伝わるんだなあと嬉しかった。また、いろいろ紹介いただいてその流れでタロティカをプレイしていただいたりするケースも結構あったのだが、皆さん触るとずっとプレイしてくれ購入までしてくれるので嬉しい限り!つまり結局ビジネスとして展開する場合、やはり見てくれという入り口がないとどんなに面白くとも触ってもらえないんだなあという側面も見た気がした。とはいえ見た目というのは作っていて結果的に行き着くものであって、先に設計するものじゃないので、まあ長く続けて実績を積むことが大事なんだろうと思う。ゼロから自分でやれってこと。
任天堂社長、元ハル研究所の岩田さんが亡くなられたので任天堂まで。
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朝方ニュースがあり、新幹線まで時間があるので、行くことにした。
地下鉄九条駅を降りたあと反対方向に歩いてしまい、しょうがないのでタクシーを使うことにした。
すると、なんとタクシーの運転手さんが、任天堂の前社長山内さんの近所に住んでいた方で、また古くからこのあたりを知っている方で、前はこのあたり一帯は昔九条ネギの畑が広がっていたとか、任天堂の開発社屋の場所は以前はゴルフ打ちっぱなしで、本社は東洋電機を買い取ってサラチにして建て直したんだとか話してくれる。いやーなんという偶然!ここ数年私が感じるのは、GIVEN、人生に施しを受けている実感がある。
門の前につくと、任天堂の旗が半旗になっていて、黙祷をする。お疲れ様でした。
しばらく居ると、ラムラーナ関連の人たちも来て「をを!」みたいな(笑)我らゲーム制作の子供たち!
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このページでは私の成果、発見のみ記述しております。
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