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日頃の行動をメモ。消しゴムで消して作品へと昇華する前の、日々の下書き。
This is my dairy memo. These will be a work after brush up process. .




    2006.JULY

7/27 フジロック前日

昨年でだいたいの目的は果たし、今年はやめようかと思っていたが来てしまった(笑)やはり祭りは体感だしな

今年は初フジロック参加が何人か居て、もう慣れてしまった私としてはそのういういしさとか期待感とかがうらやましく感じてしまう!いいなあ!
何年か前、音楽会社の知り合いの方に朝電話したら「温泉入ってから午後からゆっくり行くよ」とか言っていて「えー、もったいないじゃん!」とか思ったが、今はその気持ちもわかる。年取ったよ(笑)

とりあえずメシ!ということでオアシスエリアをうろつく。隣の唯一の室内ステージであるレッドマーキーではすでに演奏が始まっていて、ずんずんという低音が。ううん、体に悪い音だ。。。



ふと気づくと、隣のグリーンステージからなにやら音が聞こえる!

もしかして、今年はグリーンで何かが!と期待して行くが、柵があり入れず。はるか向こうのステージでPAチェックの模様。

音楽をやる身として、この野外での音チェックというのは非常にわくわくする!始まるぞ、という感じがするのだ。
よく午前中なんかで陽が差す中、野外ステージに機材を運び込むたゆらかな時間がすごく好きだったな。卓はむちゃくちゃ重かったケド。

FLOGGING MOLLY
20:50?
前夜祭レッド
いつもそうなのだが、レッドは室内ステージなので、外で聞くとほとんど騒音。

ちょっと気が向いたのでステージ前に行ったらいいノリをしていて、うわーちゃんとみればよかった、と思った。レッドはステージ前じゃないとホントにダメなのね。。
盛り上がりなお祭りバンド、という感じ。終盤だったのですぐ次のDJがスタート。



DJ MAMEZOU?
21:04
レッド
昨年SUGIURUMで洗礼を受けたDJ。特に期待をしてなかったのだが、ほぼスピーカ前で大音量が体をしびれさせ、 我慢できずについ飛び跳ねてしまう!自分の体はこんなにもリズムに飢えていたのか!とビックリ。前夜祭だからおとなしくしようとか 思っていたのだが、なんかもうジャンプしまくり。なるほど、体が望めば体調は関係ないのか・・・!楽しいぞ楽しいぞ、ウオー!


少年ナイフ
21:30
レッド
前日の演奏はこのレッドのみ。いくところがないので、まあ次も見るか、と見たら、 なんと少年ナイフ!!ひゃあ、なんとラッキーな。Tシャツ購入に並んでいる仲間がうらやましがりそうだ(笑)

少年ナイフは楽曲としてはありがちなキメだったり曲だったりで何がよいのかわからないバンドだったので、生ライブを見れることでよさがわかるかもしれない!と期待!

3、4曲聞いてその妙なノリがわかってくる。なるほど、この独特なノリは確かに心地よい。ドラムとかも明らかに下手だし、演奏としては決してうまいバンドではないのだが、関係ないのだ。


宿に戻る道すがら、ゲート付近からオアシスエリアを見下ろす。

今年は例年より人が多くにぎわっていて、出店は長蛇の列で蛇行しまくり、レッドは満杯、いやあすんごい。

DJで飛び跳ねたので、また例年どおりの行動になりそうなのと、少年ナイフを結構見てそのよさがわかったことで結構見てわかる可能性も考慮しなければならない予感も出てきた。困ったなあ(笑)

ただ、私にとってのフジロックとは、新しいバンドのsmashフィルタ後のショーケースと、商用バンドにおける普遍性(それぞれのよさではなく、すべてに共通する何か)の体得。
ただ新しいだけでは動員することは難しい。プロモータに呼んでもらえるバンドすべてが持つ普遍性を体に刻み、自分バンドのプロデュースに反映させるのが一番の目的。

7/28 フジロック 初日

今年はレッド早朝ステージがなく、11時以降のスタートなので、仲間たちがヘブンで朝食というので付いていったら、またTシャツ(笑)好きだなあ。ヒマなので朝食を物色するが食べたいものがない。

困ったなあ、とパンフを見ていたら、オレンジステージのさらに先があるらしく、食事エリアやヘリによる上空飛行もあるらしい!ので調査に行く事にした。わくわくするなあ!(笑)

10:43
オレンジステージわきの土手を歩いていく。なるほどー。


10:45
あれ?まだ先?

10:46
歩けど歩けどたどり着かず。まだかあ。
キャンプエリア、和食の出店(1店)、ドッグラン、を抜け、ヘリが着陸するあたりに向かう。まだかあ。ちょこっと見てこようというつもりだったのだが、もはや戻れる距離でもなくなり進むしかないい!


そうとう歩いて、臨時のヘリポートになっているサッカー場?に着く!
3分間3000円!だが、なんかもう結構歩いちゃったしこれで帰るのも徒労だし、乗っちまうか!と乗ることにした。

受け付けで住所氏名連絡先を書く。
もし墜落したらここに連絡されるんだろうなあ、と気付き緊張が走る。雷落ちたら一発だろうし、雨も降り始め、不安増大。そういえば高圧鉄塔もけっこうあった。。引っかかれば落ちる(こればっか)

とはいえ、人生が終わるか終わらないか、もこういった小さな選択の先にある。
以前イスラエルに行くときも、同じような緊張があったことを思い出す。死ぬかも、と想定し、覚悟を決める。仕事柄、常に最悪の状況を考えちゃうのよね。

10:55
ヘリに乗り込む!

運転席の隣。丸いヘッドの特殊なシートベルトと、パイロットさんと会話のやり取りをするヘッドセットを装着・・・いよいよだ!




上昇開始!にゅわーんと浮き上がる。前方にオレンジコートが見える。
雨がフロントガラスに当たる。ううむむむ。

前傾して進行、手前にキャンプサイト、奥にオレンジ。

オレンジ上空を通り抜けるところ。右にフィールドオブヘブン。先にホワイト。近い!

ヘブンの上空を抜ける。道の先にホワイトステージが見える。

ホワイトが真正面。ホワイトに続く道は途中までが一般向けトイレ、それ以降はアーティスト通行用。
右手前に出店エリアのアバロンフィールド。いつも苦労して歩いているけど、近いなあ!!

右手にグリーンステージ、真下のホワイトから続く道がグリーンへ伸びる。手前にはキッズランド。というかとにかく 近い。ステージ間はこんなに近かったのか・・・。

グリーン上空。隣の赤屋根レッドマーキー、右手にキャンプエリアが見える。

キャンプエリア上空。フジロックではキャンプができる。おびただしいテントの数、若いなあ!

戻るので急旋回、すさまじいG!Gってすごい。
このあと自由落下したりでギャーギャー騒ぐ。落ちる感覚ってすごい。

11:00
無事戻る、まだ生きてていい、ということですな。同乗カップルが写真撮ってます(笑)

いずれ3Dの面白さで作りたいゲームがあるが、このリアルに3Dを移動する面白さは圧倒的!
パイロットさんに聞いたら、免許は2、3年で取れるそうな。取るぞ!(笑)


11:05
オレンジコート
土手を歩きながら戻る。ドラムとパーカッションの音出しをしていて、なんか面白そう、あとで見よう。


BLACK BOTTOM BRASS BAND
11:08
ヘブン一発目
ブラスバンドの行進が。宣伝?とか思ったらそのままステージへ、なるほど〜(笑)
ハーメルンのように人々が付いて歩く。

管楽器がベース、でこれがすごく気持ちいい。なるほど、管楽器をベースにする、という のもアリだな。あとは普通のブラスバンドなので次のステージへ。


SAKEROCK
11:22
ホワイト一発目
スカパラを下手にしてその分ギャグにしたようなバンド。
ちんちんかぃ〜。それはどうなのか(笑)でも客の反応は普通に良い。
レッドに向かう。



11:28
グリーンへのボードウオーク
昨年途中までしか整備されてなかったグリーンへのボードウオーク。さて!
ヘブンへのボードウオークと違って木漏れ日が差したり、性格が微妙に違う。


11:32
グリーン着
坂とかないのであっさりグリーン着!早いなあ!


11:33
上空にヘリ。なるほど、下から見るとこう見えるのか。
あそこにいたんだよなあ!


10-feet
11:38
レッド一発目
普通のメロコア、父さん母さん大事にみたいな。フジらしからぬ?
メロはすごく耳に残った。俺は泣いた〜

チーズを見にグリーンへ。


THE STRING CHEESE INCIDENT
12:00?
グリーン一発目
ジャムバンド、と聞いていたのだが、
ニュージャージーブルースというか、伝統的な様式を感じる。様式の上でのジャムなのかな。
明日もやるし、先ほどのオレンジが気になるので、歩きながら聞き、また登山へ。



OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND
12:17
オレンジ着
リハでリズムが強そうな印象がしたのだが、なんかすごく普通。見切ってヒロトのクロマニヨンズへ。


ザ・クロマニヨンズ
12:38
ホワイト
ヒロトとマーシーが新たに組んだバンドなのでぜひ見てみたく!
前のバンドのような言葉の強さをあまり感じず、しかしヒロトは相変わらずで、ぐにゃぐにゃ全身を動かしてた!(笑)

前のバンドとの違いがわからなかったが、以前細野晴臣氏が「解散とは新陳代謝」と言っていたがそれなのかも。



Sandii
13:17
レッドはあきらめ、ヘブンに。
大して期待してなかったのだが、フラダンスの女性のダンスが始まりビックリ。演奏が同じでも踊りのリズムによってまったく違う音楽に聞こえるのだ!ポップミュージックでもダンスは常にスレーブだが、演奏を凌駕するダンスがあるとは!



4人のダンスが終わって続いて赤い民族衣装の女性がぞろぞろと!この登場はなんかすごくおっかしく、最初は笑っていたのだが、ダンスが進むにつれ、そのダンスの持つリズムの強さに非常に感心させられてしまう!

ハワイアンといえば、手をふらふらして花の首飾りを観光客にかける、くらいしかイメージがなかったが、 音楽的にこれはあなどれない・・・!と思った。ハワイアン恐るべし!要チェックだ。。。。


NATSUMEN
13:43
オレンジ
以前新聞で紹介されていて気になっていたバンド

変拍子っぽいフレーズにほかの楽器を絡ませていくのは手法として好きなのだが、まだリズムの土台ができてない(全体としてしっかり絡んでない)うちにゴワーとやっちゃうので、ぐちゃぐちゃになってしまう。

見切って撤退中に仲間と会う。できあがってないのに壊してる、と意見も一致。ほんともったいない。


ジャズネコ
14:02
木道堂
ヘブンから歩いていたら、演奏が聞こえて、気づいた。 あ!ジャズネコがあったっけ。

ホワイトからヘブンに抜けるボードウオークの途中に小さなステージがあり、そこでの数少ない演奏。もう行けないのであきらめる。ジャズネコっていい名前だ。


THE COOPER TEMPLE CLAUSE
14:12
グリーン
レッドに向かう途中で始まる。山口百恵が浮かんだ(ロックンロールウイドウ?)




MARTHA WAINWRITE
14:17
レッド
アコギ女性+ウッドベースのデュオ。

チューニング直すね、とか気さくにMC、近所のお姉さんという感じ。エディリーダーを思い出す。
ベースの人とのコーラスが非常に気持ちよかった。



A HUNDERD BIRDS ORCHESTRA
14:43
ホワイト
仲間のオススメなので期待!

バンドの横にオーケストラが!さらに指揮者がうろうろして、さっと合図。かっこいー!
オーケストラの人たちがなぜかニッコニッコなのでなんか嬉しい。そういえばハワイアンの女性たちもニッコニッコだったなあ。 楽曲は取り立てて新しいというわけではないがいい感じ!加藤さんが見たいので適当に切り上げ。。



大樹
14:53
通りすがりアヴァロン
アコギ一人。



加藤登紀子
14:56
ヘブン
紅の豚ではテーマを歌っていた加藤さん。少女のようなにこにこな様子からはとても学生運動リーダー?と結婚したとは思えない。

途中突然ラッパーが乱入して歌ったのには「ええ?!」とか思ったが、そのラップに加藤さんの歌が重なったらすごくしびれた!なるほど、マイナスな分プラスになるのね!これは新しい手法かも!加藤さんの声のよさがより引き立つのだ。
知床旅情を聞きつつ、混む前にオレンジへ。のーんでさあわーいーでー。


THE TERRY ADAMS & STEVE FERGUSON QURTET
15:16
オレンジ
フロントがやんちゃなキーボードとギタリスト。
キーボードの彼が足をだんだん踏んでリズム。その乗ってる様子がなかなかよかった。



TOMMY GUERRERO
15:47
ホワイト
ジェフベックというかゆっくりロック。



TRASHCAN SINATRAS
16:02
通りすがりアヴァロン
アコギ2台+アルファ。
リズム的によかった気がするが憶えてない。。



GANGA ZUMBA
16:10
ヘブン
なんか昔Mt.FUJIジャズで出てたような、懐かしい感じのバンド。
なかなかノリがよくてつい見る。サイドのバイオリンとかの絡みが面白くて、そっちばっか見てた。


OOIOO
16:39
オレンジ
前回ホワイト、今回オレンジ。リズムや独創性についてはいうことないライブバンド。早めに到着。
女性3人+パーカス+ドラム。

土着なリズムがベースで、かといって古くもなく。リズムの生命に乗った自然な展開!

歌詞の書いた紙を堂々と構えて歌ったり、いろんな楽器を持ち替えたり、心底好きでやってるだろう演奏は、ああ、こういう存在の仕方でアリなんだ、と非常に勇気付けられる。堂々と胸張ってやりゃいいんだ、と。
同時代にこのバンドが居て俺らも頑張れる、と思ったし、自分たちもそういう存在で頑張ろうと思った。もっとこういうバンドが見たいよなあ!最後まで見て移動。

BLACK ALICIOUS
17:43
通りすがりヘブン
ごく普通のDJ+黒人ラッパー。

GNARLS BARKLEY
17:50
ホワイト
スティービーのバラード系?ふうむ。。

矢野顕子
17:50
オレンジ
さすがにレッドに降りられないので早めにオレンジに来てしまった。

生で見るのは初めてだが、その生き物のような自由なリズムには、音楽の自由、というものを感じさせられる。そういう意味ではバンドというのは特定のビートというオリに縛られていることがはっきりわかる。

このリズムにおける自由さ、をバンドで出すことがここ数年来の自分たちの目標でもある。巛(セン)などは特にそのあたりで、リズム自体、つまり様式自体の即興を試みている。

途中ダレたので前列を抜け、後ろの方で聴いてみようと思ったらほとんど聞こえない!
で、気づいた。フロントスピーカの返り音がステージにいかないようにしているのだ。微妙に遅れて聞こえてくる違う音、あれは演奏してて混乱するもんなあ。。。


18:48
さすがに前列には戻れないのでfireballを見に行くことに!
ヘブンへのゲートを抜ける。

そろそろ夕暮れっぽい。
暮れかかる〜街のあーかーりー。星屑とー雨がふーれーばー

19:10
夕暮れのアヴァロン

FIREBALL with JUNGLE ROOTS
19:14
ホワイト
以前同じくホワイトで見て、ダンスレゲエの面白さを教えてもらったfireballだが、今回はなんか彼らの横浜?でのフェスの宣伝ばっかりしてヤな感じ。MCごとに何度も何度も。ここはフジだし、気に入ったら調べていくって。思えば、フジのステージで、他のライブの宣伝MCを見たのは初めてな気がする。
しばらく飛び跳ね楽しむ。前回見た、ステージ上での足を上げるダンスをもっと見たかったな。あれあってこそのダンスレゲエな気がする。


19:41
ところ天国
ようやくホットコーヒーを見つける。マジウマー!チャイでしのいでいたが、やはりコーヒーなんだな、と思った。体に沁みるゼ!

NORTH MISSISSIPPI ALLSTARS
19:54
黒人ベース、リズム隊がしっかりしてそうで、よし聴こう!と思ったらホソノさんの時間が真際!あわただしく移動。すんません。


ハリー・ホソノ・クインテット
20:00着
本日のオレンジは OOIOO→矢野→ホソノとゴールデンな流れ、その最後は逃せない!

ホソノさんと言えばはっぴいえんどだしYMOだが、実は彼の音楽性はほとんどがリズムの面白さであることに最近気づいたのでぜひその真髄を生で見れることに期待していた。

残念ながらバックのリズム隊がカントリーベースで、リズムが全部カントリーに寄せられてしまっていた。これは途中から参加された矢野顕子さんでも崩せず。唯一最後にやったろかまいべいべ、はホソノさんギターからスタートしたのでかろうじてその片鱗が見れたが、うーん、ちょっと期待ハズレ。

面白かったのは、終了後の拍手のとき、それをそのまま自然に活かし、そのままパパパパパ(つまり倍テン)でキープしたら(普通はパンパン、だ)、これを他の観客もキープしてアンコールになり、すごく驚いた。ズレないんだもんなあ!さすがホソノファン!


Franz Ferdinand
21:51
グリーン
ホソノステージで、ほとんどの仲間が終結(笑)、そのまま下山、グリーン後方で歩きながら聞いているうちに、そのフレーズのアホらしさについ踊りながら歩いたりしてしまい、これは見よう!ということでステージ前へ!

80年代というかニューロマンティックというか、
懐かしいがけっして古くはない、というところがいい。メロもなんかバカっぽいのだ!フランキーゴーズトゥーとかデビットボーイとかのまのま、とかが浮かぶ(笑)
しばし見て堪能、メシへ。


22:41
オアシス
メシ食ったりで、レッドのAFRA待ち。
フジロック1回目から参戦している仲間が今日帰るらしく、なごりおしい、と言っていて、逆にその後ろ髪引かれる感覚をうらやましく思う(こればっか)
東京戻ったらセッションしましょう、と投合。


AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BAND
23:01
レッド
ゼロックスのCMで一躍有名になったAFRAと3人でバンドサウンドを口で、ということらしい。
CMで慣れちゃったせいか、あまり衝撃を感じなかった。悪くはないんだが。MCとか、あまりライブ慣れしてない感じ


TUCKER
23:22
レッド
すぐ始まったので見ることに。
DJとのことだが、キーボードを弾きながら逆立ちしたりで、それがサーカスというよりは本人の気性の勢い余って、という感じがして面白かったが、ドラムがあまりに下手でうわー、みたいな。それはやめとこう!(笑)

今日はこれにて終了!






7/29 フジロック 2日目

10:13
ゲート前。今日は曇りがち。

FRONTIER BACKYARD
10:21
レッド
16フュージョン系?ジャクソン5のカバーなど。
はじけたいといっていた仲間は喜びそうだなあ。悪くないが個性はない感じ。

WOLFMOTHER
10:59
グリーン
バキバキドドドドロック。ドラムが殴るように叩く姿とその出音が自然で好感持った!ドラムはこうでないと! あとはけっこう普通。


11:04
ホワイトへ
昨日左足甲を痛めたので痛い。

locofrank
11:13
ホワイト
ドパドパロック?普通のミクスチャ?
レッドに降りる


11:33
グリーンへ。
足が痛いのでなるべく使う筋肉を変えつつ。

FIELDS
11:47
レッド
U2?みたいな、ミドルなドドドタ、響き系。

MO'SOME TONEBENDER
12:10
グリーン着
ちょっと待ってスタート。
悪コーディネートのブランキートーンなバンド。ダークなサウンドは結構好き。

人殺しの気持ちを考えてみたんだ。


12:26
足が痛い

cutman-booche
12:41
ヘブン
ハネなタカトンサウンド。けっこういいノリ
念願叶ってフジらしく、「ごっつ嬉しい」連発。おめでとう!

12:51
途中指先にトンボが止まる。なかなか飛ぼうとしない。
後ろの女性に「懐かれましたね」といわれる。いやまったくトホホ(笑)

eastern youth
13:02
ホワイト
インディーズからのファンなeastern youth。轟音の中に静寂があり、歌は演歌。
トーンダウンしてしばらく離れていたが、ひさびさに見て相変わらずで安心。思えば、極東最前線以来。

モノを投げないでください、はカッコよかった(笑)
戦争がミュージシャンに影を落としているのがよくわかる。そうです、なんとかしましょう。


13:30
なんとレッドのRIFLESに間に合わなかった!ビックリ!
やはり走れないのはイタイなあ。
珍しく座ってしばし温存、次のレッドを待つことに


MYSTERY JETS
14:04
レッド
シンセやらパーカスやらが多彩でリハの音出しで期待したが、なんか普通のブリティッシュロック?
数曲様子を見てから移動。


ザ・キングトーンズ featuring ジミー入枝&ナンシー
14:29
グリーン後方を移動しながら。
さすがにお年なのでコーワスワークもけっこう危なっかしいが、バックにリズム隊が入るとその危なさが消されてコーラスの味が生き、一瞬ぞくっとする。これはいいぞ!
昨日の加藤登紀子+ラッパーを思い出す。


VALENCIA
14:40
ホワイト
普通のアメリカロック?人がまばら
声がなかなか通る。

14:55
ところ天国でバナナを買ってオレンジに移動中。

BIG WILLIE'S BURLESQUE
15:09
オレンジ
キャバレーみたいな演奏に、女性二人が向かい合って胸をフルフル。
痛い足を押してたどり着いてこれか!
しばし見てみたが、音楽となんら関係のない扇情ダンス。フジロックらしからぬ。
即撤退。


THE BENEVENTO/RUSSO DUO
15:17
ヘブン
リハからしばし待つ。いろいろ仕掛けのありそうなドラムセットと対面な古いエレピ?で期待。

ELPぽい、プログレな演奏で好感が持てるが、ドラムの叩き方が雑で全体のバランスを壊してるのが惜しい。


STRAIGHTENER
16:08
ホワイト
正統?な若者ロックだが、流れと勢いがあり、きちんとエネルギーを溜めてからサビに突入できてるところなど将来性大。ドラマーもいい。このリズム上の必然性(私は波動と呼んでいる)ができているバンドはなかなかない。


16:19
空から漏りそうな雨雲。

KEN YOKOYAMA
16:38
通りすがりのグリーン
まったく記憶にない。。

こっちでもこぼれそうな雨雲

TBA
16:50
レッド着。

女性3人メインのコーラスロック。
TBA(to be announced)の枠で誰かはわからない。

冒頭に、コーラス+4打ちテクノ、な楽曲になりなんと面白い!と感動したのだが、 以降は普通の楽曲でガッカリ、数曲で撤退。

カメラチェックがキビしくビックリ。思えば、今年はほとんどのステージのカメラチェックがゆるかったり(例年は殺気さえ感じる)、 出演バンドがすごく普通だったり、一般人が多いなど、いつものフジロックと少し空気が違う。

SONIC YOUTH
17:25
グリーン
柵のすぐ外まで行き待つ。雨が降り、立って待つのはいつもながら腰に来る。歩いている方がまだまし。

バンドのギタリストが昔から好きで聞かされたのだがずっと良さがわからず、最近わかったので、生を見ようと結構待つ。

ステージバックを単色にするところが撮影における抜き色みたいで面白いし、思えばそういうやり方もあるか!と気づく。
頑張って聴いたがさっぱりわからず、ホワイトに移動することに。

BACK DROP BOMB
18:57
ホワイト
仲間が絶賛のバンドで、一度見てみようと思っていた。
PAの問題か、低音がスカスカ。曲調もMAD(CAPSULE)調でとりたてて普通、うーん。。

電気グルーヴ
19:37
グリーン
直前のリキッドがすごかった、とか、ピエール氏の、当日空気を見てライブの進行を決める、とか、なんというか観客もメンバー、みたいなスキルを見てみたく、結構待つ。すごい人で前に行けず。

なんというか、ホントにDJで、演奏感がなく、これならまだレッドなどのクローズドな場所の方が音も良いし体感がある気がした。見る側の補完が結構必要で、これならUAを見ようと思いシャングリラで撤退。盛り上がっている周りがうらやましい。

UAx菊地成孔
20:04
オレンジ
NHKドレミノテレビでのアバンギャルドな「いっしゅうかん」で組んだ2人がバンド、ということでこれは見逃せない!

演奏なんだか音出しなんだかわからない楽曲からスタート。捉え方によっては存在するすべての音にリズムがあるわけで、そこを目指しているのか捉えようとしたがよくわからず。まんまジャズな曲からすこし菊地節な曲までさまざまだったが、結局よくわからないままライブが終了、それなりに欲求不満。。

これはどうなのか、とかいろいろ考えているうちに、菊地氏がリズム隊に指示を出すスタイルも含め演奏が彼のコントロール下にあることにふと気づく。一方、自分たちはどうか。バンドでもライブで完全に演奏し切れているわけではないのに、他人についてどうこう思う自分。表現としてコントロールできている菊地氏らの今の演奏と、耳ばかり肥えている自分。

観てる場合なのか。



THE STRING CHEESE INCIDENT
21:43
通りすがりヘブン
ジャムバンドでフジロックとしては珍しい3時間半の枠。過去には延々ライブをやって電源切られた実績もあるバンド。

グリーンと違うかなと思ったが、やはりトラディッショナルな演奏。ううむ。。


SCISSOR SISTERS
21:52
通りすがりホワイト
リハ中。
名前で面白そうなのだが、もはや体力(足)の限界。下る。

RED HOT CHILI PEPPERS
22:03
通りすがりグリーン
前回はあまりのライブ感の無さにすぐ見切ったレッチリだが、グリーンに近づくにつれ、遠くから聞こえるフリーのベース連弾はあまりにカッコ良すぎる!
みようかと思ったのだが、なんと遠すぎて、ステージ上の挙動と音がズレて気持ち悪く、観る意味がない。。うーん、残念。

22:21
苗場プリンスの見える駐車場をトボトボ歩く。
そぼ降る雨に濡れ〜帰り道〜いいい〜。


7/30 フジロック最終日

明けて晴れ。今日は晴れると宿のおじさん。

昨日のUA菊地演奏を見て「観てる場合じゃない」と思ってしまったこと、昨日ほとんど徒労に終わり今日もあまり期待持てなさそうな出演ラインナップ、そしてなによりフジロック中で断念した、私の尊敬する先輩の本日ライブを観たい、というすべてが重なり、
本来なら明日帰るのだが、今日午前中気になるバンドだけ見て帰れる!と気づいてしまい、帰ることにした。もう今年フジロックで得られるものはもうない。


気づいて決定したら気が楽になった。仲間にも事情を話し了承してもらえる。

本当に晴れ、今日は気持ちよいフジロック日より!
せせらぎに輝く朝日、悲しいほどお天気。




鼓童
10:56
気がかりの2つのうち一つ、鼓童。

オアシスで朝メシを買って、ステージ前で急いで食う。
生な大太鼓を味わいたかったのと、何よりも日本リズムも体感したかった。

意外に叩けてないのと、ショー要素が強いこと、何よりもリズムが複合し絡み合って土台ができたところで終わってしまうもったいなさ!観客はその先を体感したいと思うよ。。。
ただ、一人だけしっかり叩けて声もよく出していたおじさんのヒットする姿にはシビれた。記憶では、右から2番目の目の細いカッコいい人。あのレベルで全体を構成して欲しいと思った。
全体的に、腕が太鼓に負けている。ポンタ氏が言ったように蹴りを入れないと。太鼓の存在を脅かすくらいの気迫が欲しい。次のライブの宣伝なんかしてる場合じゃないよ・・・。

11:29
最後の登山。

envy
11:34
気がかりのenvy。なんと日本人バンド。
ギターアルペジオから轟音、というradioheadみたいなバンドだが、いい感じでしばし聴く。ボーカルが大槻ケンヂみたい。
轟音から終わらせるときドラムの合図パターンがあるのが惜しい。理想は全員が生命を感じて自然に終わることかな。


誇らしげにはためくホワイトのフラッグ。

このバンドで今年は最後。


12:04
終わりを告げるように靴底が崩壊、救護室でガムテを分けていただく(お世話になりました)。宿まで持つかな。。。


12:08
グリーンへのボードウオーク。木漏れ日が気持ちいい。


12:11
閑散として、まだまだこれからのグリーン。





13:40
宿で荷物をまとめて戻り、バスに乗る。シャトルは無料。
席が埋まるか埋まらんくらいの人たち。通し券をもつ人も結構居る。

人の少ないバスに乗り、ようやく田舎の気分がしてくる(笑)
並ばないならバスも悪くない。駐車場も思ったより近かった。

さて、これから西荻という山に登りに行くのだ!


14:12
湯沢駅。こっちの山道にはエスカレータがあるぞ(笑)



ずんずんパワー
20:00?
4時には東京駅、事務所で一旦休んでから西荻のステージへ。

うーん、さすが、演奏全体にスキが無い。菊地氏のステージを思い出す。
そもそも演奏とは、磨いていけばいくほど、これしかない、となっていくのが自然だ。それにしても、彼のスネアの一打にはとても及ばないなあ。


23:30?
自分の思う演奏に結果を近づけるためには、つまりコントロールできてるためには技術が必要で、その鍛錬の時間などいくらあっても足りるわけがない。そもそも今だってまだ叩けてない。つまり、観てる場合なのか、ということだ。

先輩の演奏を見たこともあり、その足でスタジオ入り。フジロックで浴びた空気もイメージして叩く。