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C103で頒布したスフィオ(SphereO.SR)の全方向裏返りの実装。
この作品は以前発表したSPHEREのルールに、オセロのルール「挟んだコマが裏返る」を入れたらどうなるだろう?というインスピレーションに基づき作ったパズル。
なので、コマが裏返るアニメが必要になる(C103頒布版では時間切れで1方向アニメのみ実装)
順列組み合わせでは8方向別にアニメが必要で、すでにドット打ちしてあった
裏返りは、白から黄色、黄色から白、の2通りありさらに、裏返る方向=縦横ナナメで8方向ある。
アニメパターンは当初中3割だったが足りなかったので5つに割った。
書き出した全パターンが以下である。
全アニメパターンは C$(0)-C$(22)に収まっており、以下のシンプルなBASICから表示できるようにした
裏返す方向は 直前の方向キーの数値Sをそのまま流用でき、裏返る前のコマ値N(黄色が1白が2)もそのまま利用し、該当するT番目のアニメパターンを引ける。
このようなシンプルなプログラムに落とせるのがBASICで組む醍醐味で美しい。
徐々に移り変わるアニメパターンナンバー(1つあたり変化7 x 8方向 x開始色2)は、
上記のF$(n)にそれぞれ格納してある。例えば白から黄色、右方向へのデータは以下:
2桁ずつ7つ分アニメなので、
C$(2) C$(16) C$(8) C$(4) C$(7) C$(18) C$(1)
の順で表示されることになる
各数列 F$(n)は地道に書き出すしかなく、それが以下である
昨年分年賀の図案下書きが出来た
毎年遅れて、結局秋に出してた年賀だが、
今年は12月までズレ込みギリギリまで粘ったが中断、とうとう年を越えてしまった。
ちなみに今回は通常の参考画像検索だけでなく、実物を見るべきということで、
ウサギ屋に視察にいったりと頑張ったのだが、
そもそもウサギは飼育用に改良された品種で、鳥とか魚みたいな特徴的な多様なる自然の種類がなく、
同じく改良されがちな犬よりも目立った特徴的もなく種別が難しく、
どれを普遍的な形状と捉えるのかにとても苦慮したが、
まあ結局
毎年のように、オオッ!と思える部位パーツをまとめ上げなじませる流れになったので、そういう観点からはAI画像生成に手法が近いのかも、と思った(笑)
22:23 ペン入れ (uni PROCKEY 1.0)
ウサギの目の下の膨れたおたふくなほっぺ、と、鼻から口にいたる割れ目、あとは私の好きな飛んでる姿勢、
みたいなのを盛り込んだのだが、
おたふくな目の下のくぼみにロープによる区切りをいれたくなり、それが全体に波及してSMみたいになった(笑
そもそもSMの緊縛は、縛ることによって筋肉の自然なカーブを浮き立たせる美に意味がある。一般女性がやる「%(パイスラ)」
も同じ構造である。つまり、元々おたふくな形状を描いたのだが、そこにロープがあるべき、と呼ばれてしまったので仕方なしに
ロープを引く羽目になり、その整合性を全体的に取った結果、飛ぶ姿勢から、吊るされた姿勢へと変貌した。これは私の意図するところではないが、クリエイティブはこうした素材の声をちゃんと聞いて反映していくのは基本なので仕方がない。いわばこれは作家が言う、主人公が勝手に行動する、ということと同じ原理で、物理的状況的整合性を取ろうとした結果、である。ちなみに、主人公が勝手に動くか作者の意図かで論争もあるが、それは水彩画か油絵か、くらい作法の違いでしかない。それまでの過程も尊重するか、ベッタリ上書きしてしまうか、である。
ちなみに、この、ちょっとした突然変異が膨れて全体に広がる感じは、人間の夢の仕組みや、あとはGoogle画像検索の選択による出現画像の変化、にも通じるところがあり面白い。ちなみに夢の荒唐無稽さとは、寝ている間は身体的信号(視覚聴覚感触等)の制約がないからこその飛翔であり、逆に起きている間は、物理的法則や常識的意識などの制約があり、飛べないのだ。なのでよくミュージシャンがドラッグに走るのは、ストレスからの逃避でもあると同時に、そういった日常の制約を外したいのだろう。ただ細野さんも書いているようにバッドトリップとか後遺症といったリスクは高い。。そもそもなぜニューロン同士が直接繋がっておらずしきい値を設けているか?ということである。ドラッグでそこを直結してしまうと、税関なき国境、悪い人たちも入り放題となるのだ。。
Beatlesのタブ譜を手で写した
バンド砕けのルーツを強化するため、昔候補に上がっていたビートルズ曲を完全コピーする練習のため、タブ譜を書き写した。
近年、学校における板書をノートに写す無意味さが叫ばれるが、ただ見てたり聞いてたりするだけでは流れてしまう。実際写す過程で吟味がなされ、あれ?これなんだろう、という発見がある。練習も同じで、やはり弾いてみたり叩いてみてわかることがあるのだ。また昔は拒否していたこのタブ譜の抽象性と写実性の美しさにも気付いた。
私の場合、通常曲をコピーする場合は耳コピが基本なのだが、それは、自分の耳が「いいな!」という感動があった上でそのフレーズのコピーと手への叩き込みをすることが大事だと思っているからだ。わかってないものをただ脳に刻むと、それは自分の価値観へのノイズになる。そもそも自分が聞こえてない何とも思ってない音を弾いて何になるのか。無理に弾くより普段未知の多くの音楽を聞いて学び耳を開いてからでいいと思っている。なので、通常見聞きするものもそうなのだが、何をインストールするか?をとても厳選し吟味する。
ただ今回は、もはや古典で教科書でもあり、多くの人の音楽のルーツとなっている楽曲を、一度ちゃんと弾いてみるのもいいかも、と思い立ったので、まずは書き写したわけだが、ポールベースにおける、コードチェンジ時に5度をいれるクセ、というのも写していて気付いたのは収穫だった。このクセは他の楽曲でも見られる。
昨年分年賀図案、最終ペン入れ
人参と丸ウンコにサイズ変化をつけた(笑)
前回ペン入れをしたものの、いつもの年賀図案と異なり、ちょっとフェチ感が出てしまい、公的な図案としてどうなのか、と迷ってしまいしばらく置いていたのだが、毒を食らわば皿まで、SM記号の一つであるサイズ表記を入れ、列挙に意味をもたせた。それまでの並びはただ並んでいるだけで平凡で特筆的でなく、描くならなにかしらの面白さが付与されるべきだった箇所だ。そもそも芸術とは、不要な平凡さを編集し省き優れたものだけを残す過程(もちろん意図的な平凡や映画でいう差異効果のためのダレ場は除く)なので、存在してはいけないし削除されるべきものだ。
また腰部にコウサギたちも遊び緊縛して人参を食わせさせ、さらにサイズ表記することで全体整合がとれユーモアも付与でき、ロープにも神社の結界を追加することを思いついたので存在理由も正月感も付与でき、かなりよくなったので、この図案でいく覚悟ができた(笑
昨年分年賀図案、配色決定
ウサギ本体は白ウサギ(目が赤い)を基本、人参は葉部分を黄緑。ロープは真紅にしたが、幅が1mm以下で塗るのが非常に難しい。
12:44 灰色開始。ロープの影
ちなみに影は、うさぎ体表毛のふわふわ感のためでもある
17:14 灰終わり。100枚。細く狭く時間かかった
5/11
16:23 灰のなじませ工程
近年実用化した、水彩絵の具独特のムラ、を平均化する作業。乾いたあと、水で塗らした筆でムラを伸ばす技術。
水彩は濃度が低いと乾燥後ムラが出るし濃度が高いと塗りにくい。また時間経つと水が蒸発し濃度が上がるので時々水を足すなどとにかく細心の注意が必要だったが、この技術発見により、よりなめらかなグラデーション表現が可能になったし、何より修正が楽になった。
ダマになった箇所は水筆で溶いてティッシュ(nepi)で吸いとる。
17:14 100枚終わり
5/14
13:44 赤
ロープの幅が1mm満たない細さでコピートナーの表面張力による弾きを利用してもかなりの至難の技。始点にちょっと垂らした水滴を素早く筆先を進行方向に振り、わずかに触れる紙面で枠内に収める、ほぼ曲芸に近い方法を編み出したが、その細いロープが画面中にあるため、計測したら、1枚塗るのに15分くらいかかっていた。。しかもよくはみ出るのでそのたびに修正をしないといけないし。
5/21
17:22 やっと赤終わり
繊細な上に量もあり、肩凝りや頭痛も発症、療養を繰り返しで、無理効くときに動き、結局赤だけで1週間かかった。。
5/22
14:25 人参のオレンジ。これは楽勝!
21:37 100枚終わり!
5/27
15:06 レモン色、ウンコハイライト
16:55 100枚終わり!楽ですねえ!
5/28
15:08 黄土色、ウンコボディーカラー
ライトが下なので、ハイライトが下になる。
15:58 100枚終わり!楽
18:10 キミドリ、人参の葉
ロープより細いが短いのでなんとかなるしちょっとはみ出てもむしろ葉の色に見える
19:38 100枚終わり
BeatlesのI saw here standing there のbass練
をずっとしているのだが、
この基本リフが、私があまり弾かないタイプの運指な上、速い!
なので、
毎日少しずつ1音1音出る速度で練習をしていて早数ヶ月だが、
(勢いで弾くと、一つ一つの音がちゃんと出てなくても気付かず出来たと勘違いするので危険なのだ。かならず因数分解して確認しつつのパーツ練は基本)
気付くと、
自然に、フレットを押さえる左手の指先が立って弦を押さえていることに気づいた!
この弦に指先で押さえるというのはベースでは基本なのだがなんかずっと出来てなかったのだが
なるほど、Beatlesがギプスになったのか!と(笑
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このページでは私の成果、発見のみ記述しております。
※1
注釈
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