palm m505関連メモ なくてはならないほど使いまくっている palm社のm505。困ったとき対処模索のメモ。
m505はHotSync時に本体にたまった静電気を放電しようとするらしく、その際にHotSync機能に不具合が起こり、以降一切syncができなくなった。 (1)まず本体データを保護する palm本体のデータのバックアップは、HotSyncを使ってパソコンに保存する方法と、SDカードに保存する方法がある。試しに普通のSDカードを買って保存してみたがアプリデータくらいしか保存できず、メモ帳や予定帳など内部アプリのデータは保存できなかった。 いろいろ調べた結果、palm社が発売しているバックアップカード、という特殊なSDカードが本体のデータを丸ごと保存できることが判ったのだが、これがまたもはや売ってなかった。 さんざん探して、秋葉原のモバイルプラザで売っていることがわかった。珍しい、palm等モバイル系の専門店らしく、カードも在庫がまだあった(2005年12月現在) バックアップ最中にバッテリーが切れたら大変なので、充電してから差すと、「バックアップするか復元するか」みたいなメニューが自動で立ち上がったので、本体からカード、を選択すると開始。。。 5分くらいで終わったので拍子抜け。まあ、当たり前か。。ネットで調べたら、本体を放置して放電させ、リセットしてから充電しなおすとsyncが復活した、とあったので、充電せず数日放置。m505のバッテリーって持つんだよね。。。 完全に切れてから、ハードリセットをかけ、充電しなおしたら無事syncするようになった!ナイス。 (2)今後の静電気対策 palm社の公式発表では、クレードルに静電気対策を施すサービスを期間限定で行っていたらしいがもう数年以上前の話。本社にtelして確認しても、もちろんやってないし、対策済のクレードルの在庫もないし、バックアップカードもない、とのこと。 で、対処済のクレードルは裏面に [E]のシールが張られている、とある。あった!しかし、もう一台のofficeのクレードルにはなかった。。。お前か!! ただ、対策ということは、まあ静電気を逃す、ということであって、つまりPCを組むときにどっか触って電気を逃がすみたいなことをするわけだろう。つまり、アース処理をしてる程度なのではないか、と予感がした。 せっかく対策前>対策後、のクレードルがそれぞれあるのだから、分解して差分を見ればいい!わけだ。 (3)分解、対策 クレードルを分解へ。一見分解できなさそうだが、ゴム足が4つある。この足の裏にネジが隠れている。 なお、ネジは、HDDに使われているマイクロヘックス?ネジで、特殊なドライバーが必要。これは秋葉ならラジオ会館の入り口のドライバー屋さんで手に入る。 見比べる。うむむむ。。。 あった!なにやら黒い銅線が2本、横に走っている。 このとおりに配線してやればいいわけだ。 正規の対策にならって、銅線を配線。 本体をひっかける、左右のピンの裏側の穴と、基盤の電圧ゼロを銅線でつないでいるので、同じように。つまりアースね。 つなぐ先は、基盤面右上部の、3つ並んでいる未使用穴のうち、右端と中央の小さい穴だったが、銅線が太くてはいらん!! 基盤を見比べ、同じ広い面積の回路につながるところにした。大抵回路は細いミドリの線だが、やけに広い面積の部分は大抵アース。これは面積が広い方が安定するからで、なので、アースと思っていいわけだ。 syncボタンがはずれるので、裏返してハメ、ネジをシメる。 以上。
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