建築家 安藤忠雄 元プロボクサー。正規の大学教育を経ずに独学で世界的建築家になる。 有名な作品に、光の教会がある(下記写真) 礼拝堂内に設置されるべき十字架が、外光によって形作られるという建築。 写真の中の壁すべてが、今回紹介した インタビュー記事 に出てくる「こだわりのコンクリート仕上げ」である。 通常の建築ではコンクリートの上に壁紙などが装飾され、コンクリートは土台でしかないわけだが、彼の場合はコンクリートをそのままむき出しにしたままにする、コンクリート打ち放しという工法を用いる。彼はさらにコンクリートの表面の仕上がりという部分にこだわるのだ。 結果、機能主義である欧米などの「使えればいい」人種の、「壁の表面になぜこだわるのかが判らない」という行き違いにぶつかるのである。 (TPM.CO) |